日本建築家協会（JIA）群馬地域会 online

『木造耐火建築物の整備指針』セミナー

国土交通省が4月4日に公表した「官庁施設における木造耐火建築物の整備指針」2010年10月に施行された「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律」に基づき、公共建築物の木造化への推進がうたわれています。
指針は「官庁施設」のみならず、民間の木造耐火建築物を設計する際にも参考になる内容となっており、今後の建築物の木造化、木利用が期待されています。
木造化は地域産木材を利用による地産地消、木を利用することで高い環境評価につながるなどメリットも多いが、実際に中層の耐火木造を設計する段階になると迷う点も多いため、今回、国土交通省より担当者をお招きし、整備指針についての詳しい解説をいただきます。

『木造耐火建築物の整備指針』セミナーのパンフレットをダウンロード

• 開催日：平成25年8月23日（金）
  　　　　　15時～17:30時（受付14:30～）
• 会　場：群馬県庁 昭和庁舎 26会議室
  前橋市大手町1-1
  TEL(027)226-2119
• 定員：50名（定員になり次第締め切り）
• 申込み：8月16日（金）までにホームページよりお申込みください。

問合せ申込先

JIA群馬クラブ　事務局（上原和彦）
TEL：090-9019-646　6 FAX：027-224-6112
E-mail :[email protected]
URL:http://jia-gunma.typepad.jp/jia/

第2回「ぐんま 街・人・建築大賞」 募集要項

近年の著しい少子化・高齢化という社会構造の大きな変化や情報の高速化・巨大化等による社会情勢の変化は目を見張るものがあります。

こうした、社会の大きなうねりのなかで、モノの価値観や生活習慣等についても大きな変革期を迎えており、次世代への文化の継承や技術の伝承などが大きな課題となっています。また、建築界を取り巻く環境も同様に大き
く変化しており、街づくりや建築技術・建築文化の担い手の減少により、過去から築き上げられてきた文化や技術が十分活かされず忘れ去られようとしています。

こうした中、例えばいま多くの注目を集めている東京スカイツリーは、１，３００年前に建築された法隆寺五重塔の心柱構造を取り入れ、制震構造として地震や台風に備えた設計となっており、まさに古い技術と現代の最先端技術とが融合し、６３４メートルという世界一の高さの構造物に進化したものであります。

このように先人が残した多くの文化や技術を学び、そして未来に繋げていくことが今後の社会の発展に大変重要なことと考えます。
この「ぐんま街・人・建築顕彰制度」は、私たちのぐんまがこれからも豊かに、創造性あふれる永続的な発展を続けるために、広く街づくり、建築活動に係わる多くの人々に焦点をあて、その取組みに顕彰を行行い、ぐんまの発展、さらにわが国の発展に寄与しようとするものです。